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フィクションはフィクション。リアルはリアル【たぶん、詩】

フィクションの世界がリアルでリアルな世界がフィクションに見えていたものごころついてからずっと。ようやく最近、フィクションの世界はフィクション。リアルな世界はリアルだと実感できるようになったこれから両極が統合されていってリアルとフィクションと...
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断章(1)引きこもりと葬式

10代のメンターだったAさんが70代後半のとき、葬式に何人来るだろうかと夜目覚めたとき、天井を見つめながらぼんやりと考えていた、とつぶやいていた。今、私が死んだら何人が通夜と葬式に来るのだろうか。母と姉家族、そして数人の親戚くらいだろう。家...
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「非常識」な友人と、自分らしい生き方と

2年前に同い年の親友が死んでから感じるのは、私の周りには「『常識のラインでしか答えてくれない人たち』しかいなくなった」ということだった。マイノリティとして駆け抜けた親友は、小さな頃から常識だったり、世間体だったりといったお仕着せのものに泣か...
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【詩】AIさん、早く人間になって。

大切な人が亡くなった毎日が辛いどうすれば少しでも気持ちが楽になるのかAIに聞いてみた・家族との時間を持つ・リラックスする・カウンセリングを受ける・心療内科に通うなるほどと思いひとつずつ試してみたしばらくは気持ちが楽になるのだかすぐ効果切れる...
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【詩】ここから、離れた

もう私は ここから離れなければならない のかもしれない鏡面の湖水 石ころ一つ 放り投げて波紋広がる その中央に すっぽりこの身 が 嵌るもう私は ここから離れるべきなのかも しれない恋をしてはならぬ 無生物に 心を寄せ就職先は 学校の教室の...
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【詩】世界の外壁から

月給30万。採用担当は月給15万の中年だということ、どこか 滝のしぶきにしがみつくように担当者は ただ 生殺与奪の権を握って裁く世界の外側に行きたい行ってしまいたいという語句 実は厳密には間違っている世界の外側に出たかと思ったら瞬時に世界と...
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WEBライター18年目の私が見た、WEBで好まれる文章の変化と「結論ファースト」の英語的思考

WEBライターを始めた頃(2008年から数年間)は、前置きがあって起承転結で流れる日本らしい文章で書いて欲しいというクライアントさんが大半の印象でした。国語の教科書で、随筆やエッセイと呼ばれるジャンルの書き方です。日本の小中高校では、作文や...
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【詩】早春賦

読書で思考の迷路に陥らぬため 動画を再生し余分な感情を呼び起こさぬため 時の隙間をドラマで埋める見知らぬ者に与えられし 白き型枠に閉じ込められ酒に溺れぬため ペソアを開き闇に堕ちぬため ブレイクを閉じる酒に潰れる様に憧れて カウンターに座る...
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2023年 ※がむしゃらに種をまいた1年 ー 2024年 ※現実の世界にやっと降り立った1年 ー 2025年 ※制限が外れて羽ばたく1年

コロナの1年目から2年目にかけて、これから世界はどう変わっていくんだろう、それに対して自分はどう変えていけばいいのだろうと考えていた頃、2023年2024年2025年この3年間が自分にとって重要で、各年が”ホップ・ステップ・ジャンプ”の流れ...
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こちら向き、どちら向き

たとえ すべてを知らなくてもすべてを知っているのだ と自分を信頼する ということ余計なもの些細なものばかり大きく見えてしまうこの世界で自分を世界に合わせる人たちばかりに囲まれていても世界を自分に合わせる生き方しかできないのだから