サムハラ神社(本社)|大阪府大阪市

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大阪のパワースポットや癒しスポットとして有名なサムハラ神社。

品切れが噂を呼ぶ、ご利益抜群の指輪で一気に知名度を上げている。

とにかく魔除け、厄除けのパワーが最強らしい。

有名人から広まった大阪の神社

俳優の香川照之の母親としても知られる大女優・浜木綿子さんがサムハラ神社のおかげで大きな事故から怪我なく難を逃れた。

ネットで話題のエピソードだ。

このサムハラ神社。

実は先に、岡山県津山市のサムハラ神社奥の院へは2度ほど訪れていた。

この夏、念願の、大阪にあるサムハラ神社本社へと参拝することが叶った。

懐かしい街並みに突如現れる「サムハラ」の4文字

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大阪のサムハラ神社の住所は大阪市西区立売堀(いたちぼり)で、地下鉄中央線の阿波座駅や長堀鶴見緑地線の西大橋が最寄駅である。

どちらの駅からも徒歩5分ほどだ。

周囲はビジネスビルや問屋ビルが立ち、ちょっと懐かしい昭和のニオイがする街並みが続く。

想像よりこじんまりした境内

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サムハラ神社の前までやって来た。

道路沿いからすぐ拝殿や敷地全体が見渡せる。

敷地の広さは町の小さめの鎮守さまといった感じである。

とにかく参拝客が後を絶たない

「サムハラ神社」という懐かしい雰囲気のフォントで書かれた看板が妙に目立っている。

印象的だったのは、近隣の人たちが引っ切りなしにお詣りしては帰るという光景。

徒歩や自転車さっとやって来て、拝殿で参拝するとどこかへ消えていく。

サーファーっぽい青年やちょっと疲れていそうなサラリーマン、どこか街の金融関係のような貫禄ある中年男性まで、さまざまだ。

都会ならではのドライな風景

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拝殿前に進んでみたが、境内はこぢんまりしている。

周囲はビルに囲まれて、参道はコンクリートで舗装されているため都会らしい圧迫感を多少覚えた。

どうしてここにサムハラ神社があって、多彩な人たちが参拝に来るのだろう。

その理由が素直に読み取れずに、拝殿の裏まで回ってみる。

何ともこの敷地だけが亜空間のようにすっぽりどこかとつながっていて、大阪にいるのに遠い田舎の黄昏に迷い込んだような錯覚を与えてくる。

神社としてのパワーであったり、土地としての何たるかは最後までピンと来なかった。

きっと大阪の本社に来るより先に岡山の奥の院をお詣りをし、そちらの印象に引っ張られているからだろう。

噂の指輪は買えたのか!?

社務所の扉には「指輪は品切れ中」の張り紙がしてあった。

「サムハラ」の文字が刻まれた指輪は日本でも屈指のパワフルな魔除けリングらしい。

入荷するとすぐに売り切れるほどの人気とのこと。

1つ3,000円で、電話での予約や通販にも対応していると耳にしていた。

もしサイズがあれば買ってもいいかなと思いながらやって来たが、ご縁がなかったようで残念である。

田中富三郎翁の思い

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境内の片隅にひっそりと立つ銅像。

故郷の岡山県津山市から大阪のこの場所でサムハラ神社を再興した田中富三郎氏である。

銅像を見つめていてもとくに反応は返ってこない。

今頃どんな思いでサムハラ神社を見守っているのだろうか。

不思議な心地になった。

まとめ

ただの街の神社ではない雰囲気は存分に持っている。

しかしながら、都会の土地に合うよう、独特のエネルギーが変容していったようにも思えた。

機会があれば、改めて岡山県津山市にあるサムハラ神社奥の院を再訪したい。

そこで改めて、大阪のサムハラ神社の持つ意味が見えてくることを期待している。

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