nakagawa_tairo

Blog

文芸雑感——俳句を中心としてーー[下]その1(1997年)

以下の文章は、上記のブログ記事のつづき文芸雑感——俳句を中心としてーー      下 (その1)不易なき流行流行という物が、大衆の「ノリ」を標的に作られるようになって、どのくらいたつのだろう。これがもはや不易に裏打ちされた流行でないことだけ...
日帰り温泉物語

日帰り温泉物語(2)知らないおじさんにショッピングモールについて質問された話。

よく行く日帰り温泉での話。2021年5月、コロナの感染状況が、まだまだ先行き不透明な時期のことだった。露天風呂で浸かっていると、不意に、隣にいた50代くらいの男性に声を掛けられた。「このあたりの方ですか?」「ええ」「近くのショッピングモール...
日帰り温泉物語

日帰り温泉物語(1)ある日、末期がんとわかった常連のおじいさんの話。

よく行く日帰り温泉での話。70歳過ぎの常連のおじいさんですが、先月、咳をしたら血痰が出て、かかりつけ医を受診したそうです。突然知った顔見知りのおじいさんの末期がん強く咳き込んで痰に血が混じる、というのはそれほど珍しくはないですよね。鼻やのど...
Journey

土屋鞄製造所 軽井澤工房店|長野県軽井沢町

普段愛用している土屋鞄の革財布。肌ざわりが滑らかで、持っているだけであったかい気持ちになれる逸品だ。初めて軽井沢を旅したとき、「土屋鞄製造所 軽井澤工房店」で手に入れた。南軽井沢エリアにある土屋鞄の直営ショップ土屋鞄には、南軽井沢にある「治...
Blog

文芸雑感——俳句を中心としてーー[上]その2(1997年)

以下の文章は、上記のブログ記事のつづき文芸雑感——俳句を中心としてーー      上 (その2)俳句は老人の余技に過ぎないのものか……かかるものは、他に職業を有する老人や病人が余技とし、消閑の具とするにふさわしい。しかし、かかる慰戯を現代人...
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文芸雑感——俳句を中心としてーー[上]その1(1997年)

散文(小説、随筆など)と韻文(詩、短歌、俳句など)の形式の違いやそれぞれの優位性について、日々考えていた20歳の夏休みに書いた、エッセイ。(『立命館大学人文学会学生論集誌(第4号1998.7)』に所収)文芸雑感——俳句を中心としてーー中川泰...
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【詩】シャツ、裏返しで

近所の男の子、よく話しかけてくれるその子の家からこちらにやって来る長袖シャツを裏返しに着てごあいさつをしてくれたと思ったら、ずっと前に行ってしまったわたしのこどもの姿に変わった長袖シャツはきちんと表で着ていてでも、短パンを裏返しに履いていて...
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欽ちゃん(萩本欽一)がみんなで入れる「お墓」を桜で作ろうとしている話。

今日も欽ちゃんがコメントを読んでくれました!昨夜の欽ちゃんのYouTubeライブ配信。時間の都合で途中から参加しました。今、欽ちゃんがみんなが入れるお墓を作ろうとしているプロジェクト。「わが家の墓を墓じまいして、高野山に永代供養なんてことを...
poem

【詩】領海に溶け込んで

私はいま どこにいるのかどこを彷徨っているのか日本にいるのか日本という国にいるのかそれともただ単に日本列島という土地に立っているだけなのか私がずっと思っていた場所にじつは ずっと存在していなかったのかもしれない離人感国なき民のうごめき魂が消...
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欽ちゃんのYouTubeライブ配信で名前を呼びかけれてビックリ!

欽ちゃん(萩本欽一)が最近、YouTubeでライブ配信をしています。YouTubeのおすすめにときどき上がってきてて、知ってはいましたが、先日、初めてライブ配信中に参加してみました。初日に「たいろうちゃんねる」名義でコメントを送ったら、なん...