2011年6月15日(水)
松山から高松方面に向かう国道11号線の桜三里の別ルートはないかと地図を見ていて、県道と林道を使うルートを思いつきました。
福見寺は次回に持ち越し
カブだとなかなか国道の山越えは交通量や車の流れに乗れずつらいのです。
ネットで検索してみると、林道マニアのブログで通っている人がいて、カブでも通れそうだととにかく出かけてみました。
あと、この近くから別の林道を使って福見山まで上がり、福見寺という無住の古寺を訪問したブログがあって、ここもついでに行きたいなと。
松山市内から新横河原橋橋の交差点を左折し県道を7キロほど進み、事前に調べた福見山への登山口へ来ました。
採石場の敷地内を横切るらしいのですが、見ると急坂のうえに砂利道で、カブではかなり運転が危険な路面。
残念ながら、福見寺はまた次回ということで、県道を進みます。
県道の上を川が流れる
しばらくして愛媛酒樽村まで来るとさらにその先へ続く林道に入ります。
小さな川を二つ渡るころには路面はダートもダート、轍は凸凹、路面は大小さまざまな石で、タイヤがパンクしないかとヒヤヒヤしながら4キロ走りました。
時速20キロも出せないし、何度か転倒しそうで立ちこぎしたりカブを降りて押し歩きしたり。
ここまでひどい道は、宇佐神宮の元宮の大許山へカブで登って以来。
途中、軽四二台とすれ違いましたが、待避所がほとんどないので、車だったらどちらかがかなりバックしないと離合できません。
こういうときカブは強いなと思います。
丹原町が見えてきて安心
窓峠のFM愛媛のアンテナまで来ると、道はコンクリの簡易舗装になりました。
落石や落葉などで走りづらいものの、少し安心。
ヘアピンカーブを何度もやり過ごして、ようやく西条市旧丹原町側の集落まで出ました。
国道を素直に走っていれば30分も掛からない距離ですが、ゆうに1時間半近く過ぎてました。二度と通らないだろうな。
でも、楽しかったです。
国道11号線まで出て、西条市の湯之谷温泉でお風呂に浸かり、帰りはおとなしく国道を松山まで帰りました。