愛媛県松山市で行われた移住促進イベントに高知県在住のプロブロガー・イケダハヤトさんが講演するというのでイベントに参加した。
以前から拝読しているイケダハヤトさんのブログ「まだ東京で消耗してるの?」は賛否両論あふれる炎上必至の有名ブログである。
まだ東京で消耗してるの?
記事の中には色々と相手への配慮が足りないのではと感じる点もあったが、実際はどんなお人柄なのだろうと会ってみたかった。
今回、無料イベントということで気軽に参加できて有り難い。
あの、イケダハヤトが生で見られるのである。
イケハヤさん登場!
限界集落への移住と仕事の可能性
reference:HOTEL JALCITY 松山
場所は松山市民の血税で建設された安藤忠雄設計の坂の上の雲ミュージアムである。
トップバッターのイケダハヤトさんは流れるような口調で50分の講演を飽きさせない。
ご自身はコミュニケーションがうまい方ではないと謙遜されていた。
講演中のイケダハヤトさん(今回、写真もSNS拡散もOKなイベントだった)
確かに聴衆を置いてやや走り気味な場面もあったにせよ、セミナーやワークショップなどで話慣れているので全体として聞きやすかった。
東京と限界集落という極端な対比だったため、大阪レベルの地方の大都市や松山レベルの地方都市、さらに人口のそれなりにある田舎の視点は省かれていたため、話がうまくスッキリ過ぎるきらいはあったが、時間的なこともありそこは致し方ない。
限界集落のようなコミュニティがほぼ成り立たなくなったところに入っていて、そこで居場所を広げるというアプローチはなかなか秀逸だと思う。
田舎は仕事がないのではなく、あくまで正規雇用がないだけで、農業や林業、地域単位の産業といった小さな仕事をまとめれば十分生活できるというのもある程度共感できた。
講演を通してのイケハヤさんの印象
とても自己完結型の方なんだなと思った。
ハイレベルな頭脳の搭載されたロボットのような印象で、身体感覚が希薄な印象を受けた。
ただ、この点がイケハヤさんらしい炎上が付き物のブログ記事やサクサクとあらゆる方面に手を出すスマートな行動につながっているのだろう。
鋭い切れ味の行動力ということでは自分に足りない部分なので見習いたいと素直に感じた。
いろいろネットで騒がれるイケダハヤトさんに直接触れることができて、とても良い機会になった。
今度もブログでのイケハヤさんの記事や高知での活動を注視していきたい。
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