DropboxからOneDriveへ移行|Office365のサインインループ問題も解決

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クラウドサービス

これまで仕事関係のデータ保存はDropboxをメインに行ってきました。

同期がとても速くて安定していて、利用スタートからずっとトラブルもなくホントありがたいサービスでした。

 

ただ最近、無料プランのままでは、

・データ容量は2Gまで(友人紹介などして5Gで運用中)

・端末制限が3台までと厳しくて一々リンク解除するのが手間

というデメリットが気になり始めて、色々悩んだ末、MicrosoftのOne Driveに移行しました。

 

使い始めてまだ数日ですが、データの移行もスムーズで本格使用しています。

 

今回は、One Driveのメリットとデメリット、自分の場合に出会った軽いトラブルの解消法などをまとめてご紹介します。

3サービスを比較するとDropboxとOneDriveの二択に

普段、利用しているクラウドデータサービスはDropbox、Googleドライブ、OneDrive の3つです。

(Evernoteはサービスの利用目的が少し外れるので、ここでは除外します)

Dropbox

Dropbox

 

Googleドライブ

 

OneDrive

 

3つのサービスはそれぞれ業務で使ってきました。

 

これまで利用してきたウェイト順に並べると、

Dropbox>Googleドライブ>OneDrive

です。

 

そのうちDropboxは仕事だけでなくプライベートでも大切なデータを保管していました。

Googleドライブは業務でスプレッドシート展開するクライアントが多いのでよく使っています。

Dropbox Googleドライブ OneDrive
容量 2G 15G 1T(Office365利用の場合)
同期スピード 速い やや速い 普通
料金 無料 無料 無料

(Office365利用の場合。1,274円/月)

Office365のサービス内容のポイント

Office365

 

・Office製品をパソコンやタブレット、スマートフォン端末にインストールすれば、複数台数利用できる

・OneDriveが1TB利用できる

・Skypeで携帯や固定電話の通話が毎月60分間無料

・年額12,744円(月額1,274円)

・利用可能なOfficeソフト

Word/Excel/PowerPoint/Outlook
Publisher (Windows PC のみ)/Access (Windows PC のみ)

 

Dropboxの有料プランは1,200円/月〜

Dropbox

Dropboxで有料プランにして容量をアップすると、Dropbox Plus プランで2TB、月額1,200円です。

 

それでもやっぱりOneDriveへ乗り換えを決意

Dropboxの信頼度は素晴らしいです。

料金的なところがなければこのまま使いたかった・・・。

また、Googleドライブも考えたのですが、

・15Gをなるべく仕事のために空けておきたい

・これから保存するデータが増えていくと容量が不足するかもしれない

などの理由で候補から外しました。

OneDriveを選んだのはOffice365を利用しているから

私の場合、仕事で使うExcelやWordをOffice365でカバーしている点が大きな決め手となりました。

ということで、Office365利用で1TBが利用できることを思うと、やっぱりOneDriveに乗り換えることに決めました。

 

Dropbox→OneDriveの移行で引っかかったのがサインインループ問題

Office365

Dropboxのデータ約5Gほどを一晩掛けて普段使っている複数の端末に同期させました。

実際に利用を始めると、Dropboxが瞬時に同期が掛かるのに対して、OneDriveは1、2テンポ同期に遅れる感じです。

しかし、このあたりの使い勝手はとりあえず良しとして使っています。

ExcelやWordで頻発する「サインイン」問題

移行して唯一トラブったのは、仕事でExcelを使っていると利用している端末(Mac mini:OS  Mojave)によって、Excel画面に、

『サインインする必要があります。キャッシュされた資格情報の期限が切れているため、変更内容を保存または確認できません。もう一度サインインしてください。』

というエラー表示が出るようになったことです。

 

これは、OneDriveで同期を始めてから表示されるようになったエラー。

端末には保存できているものの、クラウドでデータ同期されなくては意味がありません。

 

一度Excelを終了させて、Excelを立ち上げ直し[共有]からサインインし直したり、パソコン自体を再起動してみたりしたものの、やっぱりエラー表示がなくなりません。

困ったときのセーフブートはMacの神様

そこで、困ったときの「セーフブート」を思い出してチャレンジしてみました。

再起動 > 起動音と同時にshiftキーを押す

で、セーフブートモードにしてからExcelでサインイン。

そのまま再起動で通常起動すると、あら不思議。

サインインのエラー表示が消えました。

 

ググってみると同じような現象に当たったMacユーザーがいるようで、どうもキャッシュの影響らしいです。

Office for Macでサインインできなくて自動保存できない時の解決法 | ぷう族リーマン通信

 

ともかく、無事サインイン問題が解決。

OneDriveでの同期もスムーズに行くようになりました。

【結論】Office365を利用中でコストを抑えたいならOneDriveがおすすめ

クラウドサービス

クラウドストレージサービスは色々あります。

ただ、あまりコストを掛けすぎるのも厳しい問題。

それに、一度有料プランに手を染めてしまうと、一生課金し続ける羽目になることだって十分考えられますよね。

私の場合は仕事でOffice365が必須なので、結果的にそのままコストなく1TB使えるOneDriveに落ち着きました。

使いやすいDropboxをメインにしている人も多いと思います。

しかし、今後増え続けるデータ保管量やサービスの変更を考えると、一度OneDriveの使い勝手を試しておいても良いかもしれませんよ。

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