京都府北部の福知山にある元伊勢の内宮と外宮。
元伊勢外宮 豊受大神社の参拝を終えて、車で10分ほど移動します。
伊勢神宮の元宮のひとつへ
福知山市大江町にある、元伊勢内宮 皇大神社に到着です。
外宮が村の神社のようで親しみやすかったのに対して、元伊勢の内宮は格式があって緊張感をもたらすイメージ。
拝殿や鳥居のつくりも境内の構成も伊勢神宮に近い印象です。
こちらは、静寂だった外宮にくらべて、思ったより参拝客がいました。
おじさんの団体さんがぞろぞろお参りしています。
ピラミッドと天の岩戸へ
内宮を参拝したあと、団体さんのあとをついてピラミッドこと日室ガ嶽へ向かいます。
この正三角形の美しい山は、大本教をはじめその他新興宗教やオカルトファンにはおなじみの場所。
実は、この元伊勢内宮は2度目の参拝。
前回、初めて訪れたときは、ピラミッドや天岩戸神社に興味がなくて未訪問になっていました。
今回こそピラミッドと天岩戸を拝むタイミングだったようです。
ピラミッドでカメラのシャッター役に
遙拝していると、おじさん団体につぎつぎとシャッターを切るように頼まれました。
撮影タイムが終了すると、おじさんたちはそそくさ引き返してしまって、ひとりっきりに。
結局、自分は自画撮りで日室ガ嶽とツーショットになりました。
このおじさんたち、どうも神社巡りや考古学ファンの集まりのようでした。
漏れ聞く話が素人ではない面白さ。
ただ、半数以上のおじさんがどっかでお神酒を飲みすぎたらしく、かなり陽気な団体との遭遇。
これも旅の醍醐味といったところでしょう。
清流にたたずむ天の岩戸
ピラミッドの遙拝所から、さらに奥へとひとりで進みます。
数分で元伊勢 天岩戸神社の案内板が見えてきました。
ここは大変清冽な空気がただよっていて、忘れがたい場所でした。
高千穂にはまだ行ったことはありませんが、この地にホログラムで映し出されているのではないかっていうくらい、イメージが似ていてワクワクしてきます。
川の上流、大きない岩石の上に天岩戸神社の社殿がやじろべいのようにそびえたち、また、少し目を川下に移すと綺麗な紺碧の水の流れ。
そして川をせき止めるように産盥(うぶだらい)と呼ばれる巨石がたたずんでいて、岩戸開きにふさわしい場所でした。