お遍路の途中、観自在寺を打ち終えて愛南町を走っていると『紫電改展示館』の案内板が目に飛び込んで来ました。
宇和海を臨む岬に
咄嗟に矢印方向へ曲がり宇和海展望タワーの真下まで。
ありがたいことに入館無料。
大戦末期の名機として著名な紫電改は宇和海沖で発見されて現存唯一のもの。
いまの松山空港付近にあった松山航空隊とも関わりがあり、概要を伝えるパネル展示がされています。
とてつもなき存在感
階段を上がった中二階からは迫力ある航空機がとてつもない存在感を放っていました。
コックピットを見ただけで高所恐怖症の自分にはとても乗り込んで飛べないなと飛行機乗りの凄さを実感。
千羽鶴の思い
展示館の奥側に回り込むと慰霊碑や慰霊文のほか平和を祈る千羽鶴がお供えしてあります。
紫電改、弔いのイメージに満ちて。
このあたりの時空がゆらめくようなパワーは紫電改そのものが放つ事物のオーラと合わさって、強烈にメッセージを伝えているようでした。
コメント