真賀温泉館は、岩で組まれたお風呂の底から湧出するという源泉かけ流しの秘境的共同浴場。
外観は民家のようである。
岡山有数の温泉地・湯原
岡山の県北部にある湯原温泉。
砂湯という川原にわく混浴露天風呂があるらしい。
24時間無料で入れるため、最近はマナーの悪さが目立つらしいが、一度行ってみたい。
混浴でびっくり!
さて、湯原温泉郷の外れにある真賀温泉館。
男湯、女湯に挟まれて幕湯がある。
幕湯の入浴料は250円。
源泉掛け流しというので幕湯に入ってみた。
岡山鳥取湯巡り2湯目は、真賀温泉館♨️
運良く目当ての貸切に入浴😌
座りたくなる場所に石がはりめぐらされていて感動😆
お湯も空間も素晴らしくあがったあともダブルで行けそうだったけどまたの機会に我慢我慢🙇#温泉 #岡山202009 pic.twitter.com/yDcDMHkfPn— スパビア (@Spa_Beer) September 24, 2020
脱衣所を抜けて幕湯の狭い浴室に入った。
すると、湯けむりと小さな照明のため薄暗いなか、年配のご夫婦が入っている。
一瞬、家族風呂に入り間違えたかと驚いたが、すぐ混浴だと理解した。
何も知らないまま来たのでびっくりだった。
ただ、湯原温泉は混浴が多いと聞いたことがあったので、そのままお湯に浸かってみる。
「そろそろ出ますので」
とご婦人が浴室内に声を掛けた。
2人いた男性陣がご婦人に向かってゆっくりと背を向ける。
その様子を見て、私も倣った。
立ったまま入る温泉
湯温はぬるめ。
汗をかくまでゆっくり入れるのがいい。
湯壺は1.2メートルほど深さがあるため、立ったまま入るのが流儀だ。
おおらかな混浴文化
明治の半ばまでは湯屋では混浴が一般的だったというから、文明開化で男女の偏屈な別け方や恥らいの基準の変化について思った。
日本人の本来もっていただろう、おおらかさというのはこういう場面で如実に失われてきたと痛感した。
2011/06/04 入湯