昼過ぎにふと「岡山へ行こう」と思い立ちました。
夕方4時頃、岡山市内の造山古墳に到着です。
全国第4位の巨大古墳
写真提供:岡山県観光連盟
岡山市郊外にある造山古墳の大きさは県内第1位。
全国でも第4位の規模。
人が自由に立ち入ることができる古墳としては国内最大を誇ります。
全国第4位の規模をも持つ、5世紀前半の前方後円墳です。
全長約350m、後円部径約224m、高さ約27~32.5mで三段築成。後円部墳頂には形象埴輪、墳丘斜面の各段には大量の葺石と円筒埴輪列が認められる。
墳丘上まで上がることができる全国最大の前方後円墳として知られる。
この丘がすべて人の手で作られたとは思えないほどの大きさです。
吉備地方を治めていた豪族がいかに強大だったかを肌で感じました。
弥生をイメージさせる田園地帯
周辺は広大な田園地帯。
そこにお菓子の型で生地を抜いて、ぽんと置いたようなかたちの古墳がどっしり構えています。
出雲、奈良といい、ここ吉備といい、弥生から時間が止まったように稲作のメッカのままです。
古墳の後円部から、吉備津彦神社の大鳥居が遠望できました。
むきだしの石棺
前方部には、荒神社が祀られています。
境内を歩くと、石棺とそのふたの残部が置かれていました。
ここがあくまで古代の墓であることを思い起こさせる遺物群です。
山陽道・総社インターから車で約10分。
アクセスもよく、古墳のふもとに広めの駐車場が整備されています。
https://okayama-kanko.net/sightseeing/sightseeing_area.php?id=38