造山古墳|岡山県岡山市

昼過ぎにふと「岡山へ行こう」と思い立ちました。

夕方4時頃、岡山市内の造山古墳に到着です。

この記事の情報は2011年6月現在です

全国第4位の巨大古墳

造山古墳
写真提供:岡山県観光連盟

岡山市郊外にある造山古墳の大きさは県内第1位。

全国でも第4位の規模。

人が自由に立ち入ることができる古墳としては国内最大を誇ります。

全国第4位の規模をも持つ、5世紀前半の前方後円墳です。

全長約350m、後円部径約224m、高さ約27~32.5mで三段築成。後円部墳頂には形象埴輪、墳丘斜面の各段には大量の葺石と円筒埴輪列が認められる。

墳丘上まで上がることができる全国最大の前方後円墳として知られる。

造山古墳|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!

この丘がすべて人の手で作られたとは思えないほどの大きさです。

吉備地方を治めていた豪族がいかに強大だったかを肌で感じました。

弥生をイメージさせる田園地帯

造山古墳

周辺は広大な田園地帯。

そこにお菓子の型で生地を抜いて、ぽんと置いたようなかたちの古墳がどっしり構えています。

出雲、奈良といい、ここ吉備といい、弥生から時間が止まったように稲作のメッカのままです。

古墳の後円部から、吉備津彦神社の大鳥居が遠望できました。

当神社は古代より背後の吉備の中山に巨大な天津磐座(神を祭る石)磐境(神域を示す列石)を有し、山全体が神の山として崇敬されてきました。皆様の平穏無事と弥栄を二千年に渡って見守り続けてきた神域は神オワス杜、鎮守のやすらぎの杜として、今なお皆様の祈りとともに守り継がれています。

むきだしの石棺

造山古墳

前方部には、荒神社が祀られています。

境内を歩くと、石棺とそのふたの残部が置かれていました。

造山古墳

ここがあくまで古代の墓であることを思い起こさせる遺物群です。

山陽道・総社インターから車で約10分。
アクセスもよく、古墳のふもとに広めの駐車場が整備されています。
https://okayama-kanko.net/sightseeing/sightseeing_area.php?id=38
2011年6月4日 訪問