じぶんはとても 以前から
社会から落ちこぼれた人だと思っていて 子供の頃から
仕事をしてお金を手にしながら生計を立てる という
子供の頃 私が見ていた・思っていた「大人」たちがふつうにやっていることが いちばん
苦手なまま もう 秋になってきた感じで
もう いいよ
と思うことも ときどきあり
見栄
虚勢
嘘 大げさ まぎらわしい
なんてこの世で正しい作法が いつまで経っても身につかない
そんな
人間の生きる世界の
端っこに片足で不安定に ぐらぐら揺れている
わたし
生きることに真摯だった親や祖父母そして
先祖たち
のような生き方はとても出来なくて わたしは
生まれる手前の段階で もうすでに
生まれた先の むこうの世界に入り込んでいる
だれもなぐさめてくれない のは
だれかかがなぐさめてくれる ような問題ではないから
そこに わたしのとてつもない問題があり
そして
地を這う生き方ではなく
天地が逆さまになる世界の中で生きるということ
天と地の隙間が 酸素 欠乏 に なる
程の幅しかなくなってしまったということ
あるいは、
じぶんは 人として生まれていないのかもしれない まだ
もう 、とっくに
わたしは清らかで醜い生物になってしまっているかもしれなくて
人は こういうとき
きっと
真面目で不真面目
善人で悪人であることを
肯定するのだろう。と#