poem 【詩】世界の外壁から 月給30万。採用担当は月給15万の中年だということ、どこか 滝のしぶきにしがみつくように担当者は ただ 生殺与奪の権を握って裁く世界の外側に行きたい行ってしまいたいという語句 実は厳密には間違っている世界の外側に出たかと思ったら瞬時に世界と... 2025.01.20 poem
poem 【詩】早春賦 読書で思考の迷路に陥らぬため 動画を再生し余分な感情を呼び起こさぬため 時の隙間をドラマで埋める見知らぬ者に与えられし 白き型枠に閉じ込められ酒に溺れぬため ペソアを開き闇に堕ちぬため ブレイクを閉じる酒に潰れる様に憧れて カウンターに座る... 2025.01.03 poem
poem こちら向き、どちら向き たとえ すべてを知らなくてもすべてを知っているのだ と自分を信頼する ということ余計なもの些細なものばかり大きく見えてしまうこの世界で自分を世界に合わせる人たちばかりに囲まれていても世界を自分に合わせる生き方しかできないのだから 2024.11.26 poem
poem 焼芋焼酎は思ってたより甘くない、という事実と。酔う才能 焼芋焼酎は思ってたより焼芋の甘さはしないもっと甘い。甘さと甘い香りを期待していたのに心の奥底に大切にしていたと思っていた、ものは日常生活のあれこれの脇に放って置いただけだった自分がこうしたいということを変に忖度せずストレートに伝える。という... 2024.10.08 poem
poem 1分だけパーティーをしよう、ひとりで 世の中の人たちはロングテールの法則で 8:2 に分かれるのだ2のほうだったり いや1以下だったりする人たちは8に気づかれないように息を潜めて暮らしている8の人たちにとって性格や思考・行動は合理的に 論理的に自分の意思で変えられるものなのだし... 2024.10.06 poem
poem 時間の踊り場にて。 時間の踊り場にいる時間の中二階で待たされている時間の渦に身を委ねているゴールはスタート地点完成は完成という名の未完成人はいつも背中を前に向け歩んでいく今日は朝から時間の流れが変にゆっくりしていてあちらで呼び止められたりこちらで待たされたりそ... 2024.08.22 poem
poem トンネルの先に。 8/17、18、19 から満月を迎えそして今日の処暑そんな数日間カーブのトンネルを通り抜けてこの夏の締めくくりへ。見えること感じることにすっかり倦みながらそれでもワタシにはこの道しか 2024.08.22 poem
poem 時間のはざまで 昨日までの時間にも明日からの時間にもどちらにも戻れないタイムエポックを静かにスライド中さみしいのか切ないのか恐れているのかよくわからないけれどこの状態が 生まれてすぐこの世のまるごとに対してたましいがまっさらだった頃に近いのだろう 2024.08.21 poem