【詩】卵が。でなく、殻がイヤ割れて溶け出すアリ意味。

poem

目の前の
私を囲い込んでいる
世界の
ひとつひとつの物。
と、事
から。それぞれ、そう
ひとつ ひとつ 一個ずつ
意味が溶け出していく
意味が薄れる
物。
と、事
は。
すべて球体、
から卵型=
。紡錘体 となっていき割れたと云う殻から
殻が割れたと 私ではない人が云ったその箇所
から
グレーに変化した 薄められた卵液が溶け出し
テーブルに広がり
ビニールのテーブルクロスの芳ばしい臭いを
白玉にきな粉を転がしまぶして回るように巻き取っていき。割れた卵から溶け出した意味を回収できない
1年は毎年半年ズレているから
ズレているのは先なのか後ろなのかあなたの時間はズレてはいなくて揺らいでいるだけ
なのか
スイッチが壊れたと思っていたのに内部機構が盗まれていた誰に
溶け出す前の意味に、
溶け出した後テーブルクロスの臭いがどうでもいい微少な単位で
私という世界世界という世界から一瞬つまり永遠
に失われた分だけ
頭で考えたことはすべて役に立つことばかりだから役立たない
心で感じたことは役に立たないことが全てとばかりに生まれる前のヒト・ビト にからかわれるのだそしてカラダで
感じてしまったことは。感じてしまったことは。いやなぜ。いつも、斜
め ウシろからボク私せかい
を突き刺してくるの だろう。だろう-う、

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