熊本地震の発生からおよそ3ヶ月となりました。
地震直後は我が家でも非常袋や備蓄食料を見直したり、靴や懐中電灯を枕元に置いて寝たりしていたのですが、最近は地震のニュースも減って来て関心が薄れてきたように思います。
ちょうど5月の半ばに注文していたアイリスオーヤマの防災グッズ 家具転倒防止伸縮棒が1ヶ月の入荷待ちを経て届いた時の様子をまとめてみます。
防災グッズを買うまで
サバイバルのイメージトレーニングをしようと、Kindleで巻末に『現代型災害のサバイバル術32ページ』が追加された新冒険手帳 【決定版】を買って読んでみたりもしました。
しかし、もっとしっかりした防災対策が必要だなと思いました。
避暑部屋にある気になる本棚
家の自室は2階にあるのですが、木造瓦葺きで夏は室温が40度近くになります。
そこで昔から6月から9月終わりぐらいまで1階の空き部屋に避暑のため降りています。
ただ、ここは物置部屋のようになっていて重たい洋服ダンスや本棚があり、もし大地震が来たら倒れまくるだろうなと思っていました。
東日本大震災のときはそこまで考えつかなかったのですが、四国のお隣の九州で、しかも中央構造線や南海トラフとの関連が疑わしい熊本や大分が震源地となるともっと本格的な防災対策が必要だなと感じました。
防災グッズをたくさん出しているアイリスオーヤマさん
そこで注文したのがアイリスオーヤマ 家具転倒防止伸縮棒です。
商品名だけ聞いてもピンと来ないかもしれませんが、画像を見れば知っている人も多いでしょう。
タンスや本棚と天井の間に設定する、つっかえ棒です。
天板と天井が家具転倒防止伸縮棒で上下に突っ張ってくれるので、地震で揺れても転倒しにくいというコンセプトです。
ちょうどこの本棚だけは床で寝ている自分の足元のすぐそばなので地震対策をしておかなければと思っていました。
購入前にチェックしたこと
・家具の天板と天井との間を図って、適切な長さの商品を買うこと
・天板と天井の強度によっては、設置の際に突っ張ったり実際の地震で揺れると壊れたりするおそれがあるので、事前に確認すること
・商品カラーのホワイトが目立ってインテリアとして気になる人はブラウンを買うこと
・商品サイズは7種類【高さ= 13-23cm、23-30cm、30-40cm、30-40cm、40-60cm、50-80cm、60-100cm】
・商品は2本組(家具1個に設置)で、単品(2本組のみ)と2個セット(単品[2本組]が2セット入りで合計4本分)
家具転倒防止伸縮棒の設置してみた
1.箱から取り出す
箱から取り出してみましたが、意外にシンプルなパーツ数です。
これならDIYが苦手な自分でも簡単に作れそうです。
2.受け皿と棒をはめる
まず、受け皿2コと伸縮棒2本をそれぞれはめていきます。
3.調節ねじを入れる
2本のねじを各伸縮棒のパーツに差し込みます。
棒は上半分が伸縮するようになっています。
伸ばした棒を適切な位置で固定するのに使うためです。
4.棚の天板と天井との間に置く
ちょうどいい長さからちょっぴり短めに伸ばしてから、家具の上部に2本置きます。
このとき、写真のようにヨコの間隔を広めにとり、なるべく奥のほう(壁側)まで押し込みます。
このポイントを守って設置すると、より揺れに強いそうです。
5.本体下部のつまみ全体を回して高さ調整する
台座のすぐ上にタテの筋の入ったつまみがあります。
これを左右に回すと伸縮棒が天井方向へ伸びたり縮んだりします。
天板と天井の強度を気にしつつ、突っ張るところまで回していきます。
つまみ部分を使って長さを調整しようと伸ばしすぎると転倒防止効果が減少するので、ねじ部分に塗ってある赤いラインが出ないようにしましょう。
6.完成です!
家具を揺らしてみてしっかり突っ張っていることを確かめます。
まとめ|家具転倒防止伸縮棒
もちろん、家具転倒防止伸縮棒をしたからといって100%家具が倒れるのを防げるわけではありません。
それでも地震の揺れを感じてから、家具が倒れるまでを1秒でも遅らせられれば、逃げる時間を稼げて命が助かるのにつながるのではないかと思っています。
もし寝室やリビングでもし地震が起きたときたとしたら、家具の転倒が心配ではありませんか?
ぜひ自宅の様子をチェックして必要な箇所に防災グッズを設置してみて下さい。