一時期、スピリチュアル界隈で話題になった不二阿祖山太神宮に初めて訪れたのは、2017年。
2020年、そのつながりですぐ近くのこの神社にも立ち寄った。
大明見小室浅間神社の旧社地
2017年の春あたりから、急に富士山周辺が気になって、富士吉田には都合5回ほど神社巡りで訪れていた。
この場所から1kmほど離れた大明見小室浅間神社の旧社、古宮と伝わる。
大明見にある小室浅間神社は、周辺の同名神社と混同を避けるため、以下の複数の名称で呼ばれている。
- 大明見小室浅間神社
- 北東本宮小室浅間神社
- 富士山北東本宮小室浅間神社
- 阿曽谷宮守神社(旧名)
凜々しい風が吹く石祠
由緒によれば、崇神天皇6年(紀元前92年)、大明見小室浅間神社は阿曽谷神社としてこの地(大明見村字古屋敷)で祭祀が始まった。
貞享3年(1686年)に現在の新屋敷の小室浅間神社に遷座。
石祠のみの古宮として守られている。
旧社地には社殿はなく、石組みの真ん中に石祠がある。
この前に立つと、身が引き締まるような凜とした空気が漂っていた。
富士山、富士王朝、徐福・・・
北東本宮小室浅間神社の宮司家に伝来した、いわゆる宮下文書に登場する阿祖山大神宮は、この神社の周辺と言われており、このままの姿で守り伝えたい聖域といえよう。
ただ静かに、ただ手を合わせるといった真摯な参拝こそふさわしく、下手な邪念は跳ね返されるほど凄まじい場所だと感じた。
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