カレー好きになったのっていつからだろうって振り返ったら、中2の夏休みの自由研究にカレーをテーマに選んだことを思い出しました。
輸入食材を扱っているスーパーに行ってカレーの商品を色々漁っていた頃です。
本格過ぎる味は・・・
ガラムマサラやローリエなど本格スパイスがひとまとめに入ったインドカレーキット。
ホールスパイスもパウダースパイスもあれこれ一通り揃えて。
中学生が作る料理なので味付けの失敗も多くて家族を閉口させていました。
でも、おばあちゃんからキーマカレーなるものを教えてもらったり、ケチャップを入れるとおしくなると聞いたりと、今となっては良い思い出です。
料理は科学
「料理は科学だ」という言葉を頼りに、インドから日本にやって来て独自の発展をしたカレーの歴史やスパイスの効能、カレー粉の配合による味の違いなどをまとめました。
当時は漢方薬にもハマっていたので、スパイスと漢方生薬が共通することをまとめたり。
理科の先生からは「理科の自由研究とはちょっといえないけれど、面白かった」と何とか受け付けてもらえました。
きっかけとなった3冊
そもそもインドやカレーに興味を持ったのは、次の3冊がきっかけでした。
最初は妹尾河童さんの本を、中学生当時習っていたエレクトーンの先生がインド好きで紹介してくれたことが始まりです。
そこから、タゴール英子さんの本に足繁く通っていた市立図書館で出会いました。
そこからさらに自由研究の参考文献として使った森枝さんの本によると、日本の歴史上、文献にカレーが出てくるのは文明開化真っ盛りの明治維新の頃と書いてありました。
牛鍋がハイカラな食べ物として流行していた時代ですね。
材料はカエル!?
当時のレシピによるとカエルの肉と長ネギがメインの食材となっていました。
さすがにカエルは用意できませんでしたが、代わりに鶏肉を買ってきて、手羽元ならどうか、胸肉やもも肉だと味の違いがどうかなど、楽しく遊んでましたね。
長い年月を経て、またこうしてカレーについて熱を入れているのを思うと、三つ子の魂の言葉の意味を改めて感じます。
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