2015年、5月後半の日曜日、荒神谷博物館の古代米田植え体験に参加してきました。
荒神谷博物館は、荒神谷遺跡をメインとして展示施設と古代ハス、古代米の田んぼが広がるのどかな出雲市斐川町のパワースポットです。
梅雨前の強い日差しのなか田植え体験
10時から藤岡大拙館長の挨拶のあと、レプリカの銅鐸の音とともに田植えスタート!
泥まみれになる子供たちの賑やかな声が谷に響くなか、参加者120人で赤米の苗を植えました。
【赤米の田植え体験】今日は絶好の田植え日和でした。約120人の方にご参加いただきました (^▽^) 子供たち、泥だらけになりながら一生懸命植えてくれて・・・ごはんがおいしかったと言ってくれて・・・みなさんの笑顔でスタッフは今年も癒されましたよ♪ ありがとうございました!
Posted by 荒神谷博物館 / Archaeological Museum Kojindani on 2015年5月24日
隣の列の3歳ぐらいの男の子がもうはしゃいで、こちらまで泥でいっぱいになりました。
パパと一緒で楽しそうでしたね。
待ちに待った古代米試食!
田植えの後は赤米の試食をいただきました。
小豆色なのが赤米で、少量見える濃い紅色は黒米です。
黒米って黒ごまのように炊きあがると思っていたのですが、こんな赤色なんですね。
もちもちしていておかずがいらないぐらい美味しかったです。
古代人は質素だけれど、とっても豊かな食生活を送っていたのかもと想像しました。
コミュニティ挙げての素敵なイベント
古代米の田植えは近隣の農家さん8人ほどが来ていました。
終わった後、みんなが植えた苗を修正していましたが、そのほうがかなり時間が掛かっていました。
また、地域の婦人会でしょうか、古代米の炊飯やみそ汁はおばちゃんたちが数人、明るく活動していました。
荒神谷遺跡を主軸に、こうしたイベントを通して古代への関心を喚起して、地道な遺跡保存を目指しているのだなと感心しました。
全国の神社や磐座、古墳を保護すると考えるとき、こうしたコミュニティが機能していることが前提なのかもと出雲の谷の風を受けながら考えさせられました。
もうすぐ古代ハスも見頃を迎えます。
♪見頃は6月中旬です♪
今朝、ひっそりと、今年第1号の古代ハスが開花しました(^^)/♪
昨年より5日早い開花です。
写真にもありますが、まだまだ蕾ばかりで、見頃を迎えるにはもう少しかかりそうです今後の催し
☆6月20日~7月31日 …Posted by 荒神谷博物館 / Archaeological Museum Kojindani on 2015年6月4日
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