腐り始めた床板

poem

希望のなかに

不安が混じる

白雲に

工場の煤煙が溶け込むように

不安のなかに

人の営みが交錯する

わたしが居なくなれば

わたし以外はなくなるというのに

諺を思い出してみる

思い出した諺は

他人事の営みのなかに消えた

腐り始めた床板に

雨漏りの染みが生まれる

腐り始めた羊肉を

ずぶ濡れの人間が

昨日のディナーを再現するためた

調理する

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