二見浦の夫婦岩で日の出を拝んでからそのまま志摩方面へ向かいました。
志摩地方には、超古代史ファンやスピリチュアルな世界で以前から注目されている伊勢神宮の別宮「伊雑宮(いざわのみや)」があります。
のどかな景色にたたずむお伊勢さんの別宮
皇大神宮(内宮)に属する伊雑宮(いぞうぐう、いざわのみや)。
これから数年の大変化の鍵を握る神社らしいのですが、そういった噂とはまったく無縁の趣で志摩国一の宮としてのどかな風景に溶け込んでいます。
到着したのは7時過ぎでした。
こちらへは5年前に初めて参拝してから2回目。
ずいぶんご無沙汰していましたが、タイミングが来るのを見計らっていたのでようやく来たなという印象です。
山椒は小粒でぴりりと辛い
境内はとってもこじんまりしているのですが、全体的に必要な物が必要な場所に絶妙に配置されているのが伊雑宮の素敵なところ。
社務所脇の御神木は、迫力満点なのにどこかかわいらしさを感じるお姿。
奥の池も、歩いてすぐのところに佇むご社殿もコンパクトだからこそ濃密なエネルギーを湛えている感じです。
こちらは内宮とも外宮とも異なった彩りの空気を保っている聖地。
強いて言えば、月読宮のエネルギーが横置きなところを縦置きにズドンと据え直した感じでしょうか。
木立から見える駐車場の隣には御田植祭で有名な御神田が広がっており、そのさらに向こうから潮風が吹き抜けてきます。
元宮のあった御神体山
そういえば、伊雑宮はもともと背後の青峰山の登山口付近に鎮座していたと聞いたことがあります。
今でも登れるようなので、また機会があればぜひ山登りしてみたいです。
お伊勢さんは別宮や摂社、末社などもおすすめ
外宮や内宮の参拝客の多さで疲れてしまう人、いませんか?
ぜひこちらの伊雑宮をはじめ伊勢市内外に点在している別宮や摂社・末社を参詣してみてください。
『伊勢のもともとの森の雰囲気はこうだったのか』と、さらに癒やしと気づきが深まることでしょう。