きづかなくていいんだよ
ということにきづいてしまうと
このせかいのめっきがまたひとつはがれて
宇宙を舞う石の上にたった一人で立って
地球を覗くとみどりの樹液が地軸をつたって落ちた
金星にぼくの真実を置いてきた
すうっと魔法がとけて
眉間のしわを古代の文字とする
ひこうきが滑走路をななめに走ってきえていく
やまからみおろすわたし
うみにしずむわたし
海底に夕刻
わすれかけたあさひが差し込む
きづかなくていいんだよ
ということにきづいてしまうと
このせかいのめっきがまたひとつはがれて
宇宙を舞う石の上にたった一人で立って
地球を覗くとみどりの樹液が地軸をつたって落ちた
金星にぼくの真実を置いてきた
すうっと魔法がとけて
眉間のしわを古代の文字とする
ひこうきが滑走路をななめに走ってきえていく
やまからみおろすわたし
うみにしずむわたし
海底に夕刻
わすれかけたあさひが差し込む
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