普段愛用している土屋鞄の革財布。
肌ざわりが滑らかで、持っているだけであったかい気持ちになれる逸品だ。
初めて軽井沢を旅したとき、「土屋鞄製造所 軽井澤工房店」で手に入れた。
南軽井沢エリアにある土屋鞄の直営ショップ
土屋鞄には、南軽井沢にある「治安の礎」を訪れる際、立ち寄った。
治安の礎のある交差点から西に車で1、2分の場所にある。
林に囲まれた駐車場からつづく石畳のアプローチを進むと、レンガ造りの壁が現れた。
企業ロゴと「土屋鞄製造所」というレトロなフォントが目に飛び込んでくる。
コロナ感染対策で訪問する時間帯ごとに事前予約制となっていた。
少し時間が遅れてしまった旨を伝えたが、店員さんは笑顔で気持ちよく案内してくれた。
軽井沢の高原にマッチしたちょっとレトロな工房&ショップ
レンガを基調にして、落ち着いた木材や石材でレイアウトされた店内はとても居心地が良い空間だ。
土屋鞄製造所の主なアイテムが揃っている。
土屋鞄製造所といえば、ランドセルが有名だ。
バリエーション豊富な小学生用はもちろんのこと、大人用のランドセルもラインナップがあって、見ているだけでワクワクする。
ランドセルコーナーの先には広々とした芝生があった。
秋の軽井沢の爽やかな風が吹き抜けている。
奥の建物はガラス窓の工場となっていた。
芝生のほうから窓越しに工場内を覗くと、たくさんの職人たちが小気味よく作業をしている。
店舗に戻って、レザーアイテムのコーナーに入ってみた。
ヌメ革のあったかい表情に一目惚れ
平台で一際目立っていたのが、「プレーンヌメ」シリーズ。
メイン素材の「プレーンヌメレザー」は、染色や表面加工をせず、限りなく「素」の状態に仕上げたヌメ革。手に取るたび、風合いや革の表情を存分に味わえます。手元に届き、箱を開けた瞬間から持ち主だけの表情へと変化していく特別なアイテムです。
見学だけのつもりで訪問したものの、ちょうどミニ財布が欲しかったところだった。
軽井沢初訪問の記念にと思ったら決断は早く、店員さんに声を掛けてしまっていた。
せっかく革製品を購入するのだからと思って、オイルとクロスもセットで購入。
定期的に家でレザーケアをするのが楽しみになりそうだ。
これからもエイジングしていくのが楽しみ
購入当初は革本来の薄いベージュ色だったミニ財布も、2年経った今ではいい感じでエイジングできている。
これからまだまだ飴色へと変化していく様を楽しめるだろう。